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第139回 関東ロードレース大会

139回 関東10マイル・10キロロードレース大会 参加レポート

■ 歴史ある大会へ、少数精鋭で参戦

2025年12月21日(日)、浦安ハーフを走る会のメンバー3名(うち1名は応援)が、「第139回 関東10マイル・10キロロードレース大会」に参加しました。
今回はレジェンドランナー2名が10kmの部に出場、もう1名は沿道から熱い声援を送る応援参加です。

■ 雨スタートと思いきや奇跡の回復

当日の朝は冷たい雨が降り、「今週も修行ランか…」という空気が漂っていました。
しかし、スタート時刻が近づくにつれて雨は次第に弱まり、なんとスタート直前にはピタリと止む展開に。
ここぞという場面での天候回復に、「やっぱり晴れ男がいる!」と自然と笑顔が広がりました。

■ 昭和レトロな横断幕と大会の重み

会場でまず目に飛び込んでくるのは、スタート地点に掲げられた昭和レトロな雰囲気の横断幕。
この大会は昭和12年(1937年)3月28日に第1回が開催され、戦前・戦中・戦後を通して続いてきた、世界でも5番目に古いと言われる由緒ある大会です。
長い歴史の重みが、会場全体に静かに漂っていました。

■ ガチランナーとレジェンドが交差する大会

10マイルの部には学生のガチランナーが多数参加し、目の前で繰り広げられるスピード感あふれる走りは圧巻。
一方、10kmの部では男子は80代まで年代別表彰があり、70代・80代のランナーも数多く出場しています。
幅広い世代が同じコースに挑む、この大会ならではの光景です。

■ 名物「心臓破りの激坂」と感動のゴール

コース終盤に待ち構えるのは、名物の「心臓破りの長い激坂」。
苦しい表情を浮かべながらも、一歩一歩前に進み、最後まであきらめずにゴールを目指すベテランランナーの姿には、見ているこちらが元気をもらえます。
「自分ももっと頑張らなきゃ」と、自然と背筋が伸びる瞬間でした。

■ 安定の“指定席”入賞

出場したメンバーの1名は、
「記録は昨年より20秒遅かったですが、着順は昨年と同じ3着でした。指定席ですね💺」
と、余裕のコメント。
戦利品は、お米、落花生、お風呂券、賞状、メダルと盛りだくさん。
最後の激坂を越えてのこの結果は、本当に見事です。

■ 編集後記

90年近い歴史を刻む大会の空気の中で、若さあふれるガチランナーと、年齢を重ねても挑み続けるレジェンドが同じコースを走る——。
関東10マイル・10キロロードレースは、走ることの厳しさと楽しさ、そして「続けること」の尊さを改めて感じさせてくれる大会でした。
今回も多くの刺激と元気をもらい、また次の一歩へ。次戦も楽しみです。

参照HP https://s-nets.info/kantou.10miles/

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