イベント 大会

RUN伴

RUN2025 参加レポート

タスキがつなぐ、地域と心

2025年11月1日、私たち「浦安ハーフを走る会」のメンバーは、地域イベント RUN伴(ランとも) に参加しました。
当日は秋晴れに恵まれ、澄んだ青空の下で走るには絶好のコンディション。少し冷たい風が頬に心地よく、まさに“走る秋”の一日でした。

RUN伴とは?

RUN伴は、認知症の人とともに地域をタスキでつなぐ全国イベント
「走る」という行為を通して、認知症の方々やそのご家族、地域の住民、福祉・医療関係者など、多様な人々が出会い・語り合いながら、

“誰もが暮らしやすい地域をつくる” ことを目指しています。

浦安市内でも複数の団体が参加し、オレンジ色のタスキが街のあちこちを駆け抜けました。
この浦安版「RUN伴うらやす」は、2017年からスタートし、今年で第7回を迎えました。地域の皆さんが、走る・歩く・応援するという形で参加できるイベントです。

■ コース紹介

スタート地点は 浦安公園(浦安市猫実1-2。市内をめぐる5つのコースでタスキリレーが行われました。

  • Aコース:猫実 → 北栄 → 当代島
  • Bコース:堀江 → 富士見 → 舞浜
  • Cコース:高洲 → 今川 → 富岡 → 弁天
  • Dコース:海楽 → 美浜 → 入船 → 日の出
  • ウォーキングコース:東野周辺

私たち「浦安ハーフを走る会」はこのうちいくつかのコースを担当し、オレンジ色のタスキを地域の道沿いへとつなぎました。
また、地域のお店や福祉団体にも立ち寄りながら、オレンジ色のタスキをつなぎ、市内に温かい輪が広がっていきました。
沿道の応援や笑顔に包まれ、まさに“人と人がつながるランニング”を実感できる一日となりました。

■ 私たちの参加

浦安ハーフを走る会からは10名弱が参加。
普段の練習とは少し違い、スピードよりも「つなぐ」ことを意識したランニングでした。
各施設では、おじいちゃん・おばあちゃんたちが笑顔で迎えてくださり、一緒に短い距離をウォーキングしたり、施設の前で記念撮影を行ったりしました。
高齢者施設の皆さんとの交流や、支援者の方々の温かい励ましにふれ、メンバー一同、走ることの新しい意味を感じました。

「走ることを通じて、世代を超えてつながれる」
「おじいちゃんおばあちゃんの笑顔に元気をもらった」
「来年はもっと多くの人と一緒に走りたい」

そんな声が自然とあがる、心温まる活動となりました。

■ 浦安公園でのフィナーレ

ゴール地点の浦安公園では、地元団体による応援パフォーマンスやキッチンカー、地域のお店による出店が並び、まるでお祭りのような雰囲気に。
走り終えた後も、多くの参加者が立ち寄り、笑顔で交流を楽しみました。ランナーと地域、世代を超えた出会いがそこにありました。

■ 編集後記

RUN伴への参加を通して、私たちは“走ること”が単なるスポーツではなく、地域と心をつなぐ活動になることを改めて実感しました。
これからも浦安ハーフを走る会は、走る楽しさと、地域とのつながりを大切に活動を続けていきます。

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2025年11月1日